持ち家を高く売る方法【売り出し価格の考え方】
実際の売り出し価格はいくら!?
不動産一括見積もりで出そろった持ち家の査定価格はあくまでも、近隣の成約事例、
類似物件の過去の成約データベース上から算出した売却価格となります。
では実際の売り出し価格はいくらにすれば良いのか?こちらについて詳しく解説します。
まず、不動産一括見積もりで比較し、不動産業者を2社程度に絞り、実際に営業担当を
家に呼び、家の中の状態も詳しく見た上での訪問査定をしてもらい、より詳細な査定金額を
出してもらいます。
そして査定金額と営業担当との相性も含めて、あなたに合った不動産業者を1社に絞ります。
その後、売却スケジュールを立てて、売り出し価格の調整に入ります。
例 査定金額
売り出し提案価格 3,100万円〜3,400万円
査定金額 3,250万円
まず上記のような査定金額が不動産業者から出てきたとします。
この査定金額は目安であり、持ち家の売却スケジュールによって実際の売り出し価格は
変わります。
適正売り出し価格で3ヶ月で売り切るのか、ややチャレンジ価格で出して6ヶ月以上の期間を
かけて売り切るのか、ということです。
現実的な売り出し価格
持ち家をより高く売るといっても、相手あっての話です。周辺相場を理解し、売却スケジュールに
合わせて売り出し価格を調整しましょう。
まず、この査定金額とは一定の基準査定金額の95%〜105%で提示されている事が
ほとんどです。
その為、査定金額の上限を無視して4,000万円から売り出し!というようなことを不動産
業者に伝えると早期売却に現実性がなくなります。不動産業者は持ち家が売れなければ
手数料が入りません。現実性のない売り出し金額を伝えることで不動産業者からの信頼も
失ってしまいます。
この例で言えば110%程度の3,480〜3,580万円からの売り出し価格で様子を見る売り出し方が
よいと言えるでしょう。
売り出し価格が決まったら不動産業者と媒介契約を結び、売却活動をスタートします。
ちなみに、その後の売り出し価格はマーケットの状況、問い合わせ件数、案内の件数によって
徐々に調整していき、成約を目指します。
売り出し価格は売却スケジュールの中で相場の上限を探りつつ、調整することがポイントです。
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持ち家を高く売る 5つのポイントとは
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