持ち家を売る仲介手数料いくら?
持ち家を売る時にかかる仲介手数料はいくら?
持ち家を売る時には、仲介不動産業者と媒介契約を結び、持ち家の売却が成約した際には仲介不動産業者に仲介手数料を払わなけれいけません。
仲介手数料は売れた物件の価格に比例する為、持ち家を高く売れば売るほど仲介手数料も高くなります。
では実際にあなたの持ち家を売った際にかかる仲介手数料はいくらになるのでしょうか?.
仲介手数料の速算式
仲介手数料は厳密には3段階での計算になりますが、一般的には下記の速算式によって計算されます。売買物件の価格によって異なります。400万円が1つのラインです。
●売買物件価格
200万円超400万円以下
物件価格×4%+2万円×消費税
●売買物件価格
400万円超
物件価格×3%+6万円×8%(消費税)
例 売却物件価格 3,000万円の場合
3000万円×3%+6万×8%
90万円+6万×8%=1,036,800円
仲介手数料無料はホント?
仲介手数料は持ち家売却の必要経費とは分かっていても、手数料は安くはないです。そこで最近は仲介手数料無料!半額!と言う業者もでてきました。本当に無料!半額になるのでしょうか?
最近はインターネットや新聞広告で仲介手数料無料!半額!と言う仲介不動産業者もでてきました。本当に無料で持ち家を売買してくれるのでしょうか?
仲介手数料無料は本当にあります。ただし、その仲介不動産業者はボランティアで仲介をするわけではないです。
実は仲介手数料無料と謳っている不動産業者は仲介手数料を半額にしているだけなのです。
仲介不動産業者は通常、上記の計算式によって算出した仲介手数料を売買物件の売主、買主の両方から徴収しています。それを売主、もしくは買主のどちらかを無料にして取り引き件数の増加をねらっているのです。いわゆる半額セールみたいな状態です。
どちらかと言うと、中小の仲介不動産業者がライバルに差をつけるべく、巷では仲介手数料半額!無料!と言うアピール合戦になっています。デフレの影響でしょうか?
仲介手数料無料だけで、仲介業者を選んでいいのか?
最初に仲介手数料は必要経費と言いましたが、仲介手数料無料の仲介不動産業者を選べば、いいのでは?と考えるかもしれません。ただし、仲介手数料無料にも注意が必要です。
あなたの持ち家を売る際には、仲介手数料が無料の仲介不動産業者はきちんと新聞チラシや宅配チラシなどの広告をしてくれるでしょうか?あなたの持ち家をより早く、高く売る努力をしてくれるでしょうか?
恐らく広告費用のかからない、自社のホームページに掲載し、レインズと言う仲介不動産業者専用のデータベースに登録する程度の販売活動ではないでしょうか?
やはり不動産業者の立場から考えると、仲介手数料を満額、つまり2倍もらえると分かっている物件と、半額の物件とでは営業の力の入れ方が変わることは、予想できます。
しかし、仲介手数料無料の仲介不動産業者にお願いした方が良いケースとしては以下の3つのパターンが考えられます。
手数料無料の仲介不動産業者を選ぶパターン
広告をやらなくとも、お客さんを呼べる物件。すぐに売れる物件。このような売買物件であれば、不動産業者の営業力に差が出にくいからです。
売却計画に余裕があり、6ヶ月以上などある程度売却に時間がかかっての売却でもよい方。積極的に広告をして、慌てて集客しなくともゆっくりお客様が内見に来るのを待てるからです。
コストを重視するのであれば、広告の量、質を我慢しなければいけません。広告費を抑えていると割り切ればよい選択肢かもしれません。
いかがでしょうか?あなたの持ち家の売却計画はどれぐらいの期間を考えていますか?
一般的な仲介不動産売買では3ヶ月での売却を目標とします。それは3カ月あると、売却相場が変わる可能性があるからです。
あなたの持ち家の売却計画、売却物件が上記の特殊な3パターンにあてはまらなければ、やはり一括査定サイトの利用しましょう。
インターネットで複数の仲介不動産業者の一括査定を集めて、一番あなたの持ち家を高く査定してくれた仲介不動産業者をメインに、営業担当の対応も含めて比較検討し、売却をお願いする仲介不動産業者を選びましょう。
これがあなたの持ち家を高く売る方法です。
持ち家を高く売る 5つのポイントとは
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