空き家にしなければ売れない?【持ち家の売却の疑問!?】
空き家にしなければ売れない!?
不動産の売却において、今住んでいる持ち家を売る時に、先売りかするか?後売りするか?にもよりますが、住んでいる状態のまま売れるのでしょうか。
それとも空き家状態にしなければ売れないのでしょうか。
その答えは
空き家にしなくても、住んだままの状態で売れます。
さらに、家の間取り、状態によっては住んだまま売る方が、ワザワザ空き家状態にして売るより、高く売れることもあります。.
空き家にしなくても高く売れる2つの理由
まずは中古不動産を売る流れの特徴が関係しています。
いわゆる新築未入居の不動産は、空き家状態が多く比較的じっくりと室内、室外を見学することができます。
しかし、中古不動産として持ち家を売る場合、実際に売主が住んでいる状態で家の中を見学することが一般的です。
売主が住んでいる家を見学するので見学する側も、見学される側も緊張します。
買主もそのプレッシャーから1時間じっくり室内を見学する事は本当に希で、大抵は部屋の間取りや、広さ、日当たりを10、20分程度で確認する事が大半です。
空き家状態の家を見るのと、実際に住んでいる家を見学する滞在時間の違いは歴然です。
ゆっくりと見学できない、住んだままの売却は滞在時間が短く、買主さんにとって希望の物件をゆっくり見られないので、大きなデメリットになるのでは?と不安になります。
しかし見学時間が短くとも実際に住んでいる家を見学する時には空き家にした状態より家具、家電がすでに入っているので実際の広さを把握しやすいと言う大きなメリットがあります。
特にリビングのソファー、ダイニングテーブル、冷蔵庫、洗濯機などの家具、家電が置いてある状態は買主さんが購入後の実際の生活をイメージしやすくなります。
つまり住んだままの家は買主の見学時間は空き家に比べて短くなりますが、電気が点いていて家具、家電の配置、大きさ、広さが買主さんに伝わりやすく、印象が良いので買い手が見つかりやすくなります。
確かに、新築のマンションのモデルルームはなぜ豪華に家具、家電を飾っているのでしょうか?
やはり空き家状態で何も置いていない部屋で広さをアピールするよりも、実は家具、家電、照明を設置した部屋の方が買主の印象がアップし、相場より高く売れるからです。
中古不動産として持ち家を売る時も、この考え方で自信を持って住んだままの状態で売却を成功させましょう。
また、住んだままの状態で持ち家を売る時のメリットとして、雨漏りの心配が少ない事が挙げられます。
今、実際に売主が住んでいる状態であれば、逆に重大な雨漏りはないと分かるからです。
特に築年数の経った物件や、一戸建ての場合、雨漏りの有無は相場より高く売るということ以上にその不動産が売れるか、売れないかに関係してきます。
もし空き家であれば、部屋の隅々までゆっくりと見学することができますが、しばらく空き家状態になっていた家などは買主からすると購入後すぐに住むためには何をさて置き雨漏りチェックが必要になるからです。
いかがでしょうか?以上2点の理由から、持ち家を売る際にワザワザ空き家にして売らなくとも、住んだままの家の状態で売ることができます。
さらに持ち家の魅力をアップさせれば、空き家の状態よりも、そして相場よりも高く売れる可能性が高まります。
詳しくは・・・持ち家の魅力アップ7つの実践テクニック
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